けい

ヴァチカンのエクソシストのけいのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.8
1987年、亡くなった父が残したという古い教会を修繕するためアメリカからスペインへ引っ越したとある一家、その息子であるヘンリーが悪魔に取り憑かれてしまう。チーフエクソシストであるアモルト神父はヴァチカンの教皇からの依頼で少年の元へ地元のトマース神父と共に訪れるも想像を超える悪魔との対峙になり…というホラー映画。
割と悪魔が派手に暴れるので想像してたホラー感はちょっとだけ薄く、エンタメとして楽しく観れる映画でした。
ですが冒頭の悪魔祓いのシーンや若手のトマース神父と悪夢祓いに挑むアモルト神父のエクソシストとしての優秀さと中盤以降の罪の意識など神父の背景を悪魔の恐ろしさと共に分かりやすく描いているので楽しかったです。
あんなにがっしりした体格の神父さんが可愛いスクーターに乗ってるのはズルいです。
けい

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