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ヴァチカンのエクソシストのひでGのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.7
他配信へのアマプラの3月攻勢!
昨年度の話題作早くも配信!
別のもっとしっとりした作品を観たかったのに、真逆の映画を観ている休日の朝☀️

でも
予想以上に良かったです!
昨年、午前10時の映画祭で再見した本家の「エクソシスト」の神秘的な重厚さはありませんでしたが、その分シンプルに楽しめました。

映画始まって割と早々、少年が取り憑かれ、すぐに地元の神父さんに頼みます。(本家は様々な医療機関にかかるところも痛々しかった💦)
そして、この懸案は、経験あるエクソシスト(悪魔祓い師)に頼むしかないなあ、となり、
その道のプロ、ラッセル・クロウ神父が遥々やって来ることになります。

冒頭、ラッセル・クロウ演じるガブリエーレ神父は、悪魔祓いを行い、村人を救う。
エクソシスト映画としては、まるで007のファーストアクションシーンのようにサイコーの出だしです。(あれに悪魔を乗り移らせるとは、、)

悪魔との闘いまでが、割とストレートに、
ボンボンと分かりやすく描かれていて、
これぞ、ザッツ・エンタメ・ホラー!

悪魔と正面から格闘したって、負ける感じがしないラッセル・クロウのガタイ!(こーゆーガタイを最近見たなと考えた、、、
そーだ!マ・ドンソクだ!2人の対決映画見てみたい!😅)

ラテン語の素養もない若い神父さんが成長するあたりも刑事のバディものみたいで面白かったし、
舞台が古い修道院なので、雰囲気や小道具には事欠かない。
被害に遭う親子の物語がいまいち薄かったけど、その分、ガタイ&新米神父チームと悪魔との一騎打ちに集中できて楽しかったです。

僕自身はオカルト的なものを一切信じない人間なんだけど、オカルト映画は楽しめます。

シンプルによくできているし、あざとくパート2を狙っている俗物的な作りもグッドでした!
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