ダイナ

ヴァチカンのエクソシストのダイナのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.9
ラッセルクロウの柔0剛100のようなストイックにゴツい外見、スクーターをブーンと転がす運転姿が微笑ましく、去年の夏観ようかなと迷っていて時期を逃したもののアマプラに来たので鑑賞。

最大の魅力はラッセルクロウ演じるアモルト神父の存在です。見た目に反し結構フランクでジョーク言ったりと愛嬌があり頼もしい振る舞いも見られて好印象。運転姿にニッコリし、でっけえ背中にニヤニヤしてしまう。こいつが画面にいるだけで面白い。エスキベルという真面目寄りでやや固い青年神父との関係構築も見所の一つ。良くも悪くも「エクソシストもの」な、登場人物の点を除くと新鮮味は薄い内容に退屈さはやや感じるものの、「教会」の掘り下げが加わってきて目を覚まされます。この界隈詳しくない自分は喉に刺さらず飲み込みましたが、人によっては難色を示すらしいエクソシスト周辺の生業の描き方はある意味見所の一つでしょう。総括、面白かったです。クライマックス見たら続編には期待しちゃいます。
ダイナ

ダイナ