ヴァチカンのエクソシストのほのネタバレレビュー・内容・結末

友人3人とウォッチパーティしたのでその印象で加点されている（友人と見る映画は大体盛り上がる）が、作品自体も面白かった。

日本のファンダムで勢いが増した作品なのは知ってたが、その評価に納得。
大衆向けのエンタメとしてかなり良くできていた。それと他国言語が多く出るので字幕で見てよかった。

エクソシストのじっとりとしたホラー要素に加えて実在したアモルト神父をモデルに悪魔vs神父の戦いを描くのが軸だけど、そこに生臭坊主だけど憎めないトマース神父の成長やバディ要素があり、終盤はアクション映画並みのバトル。
あらゆる要素のよくばりパック。

ラッセル•クロウ演じる神父は最強ヒーローかと思いきや人間味のある哀しき過去もあり魅力的。小さなスクーターを大きな身体で乗りこなすさまはチャーミング。

宗教学の識者と見たので解説を挟んでくれたが、実在の神父をモチーフにしているだけにディティールをちゃんと描いているのもわかってよかった。