たつなみ

ヴァチカンのエクソシストのたつなみのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
4.0
ラッセル・クロウ久しぶりに観たな。

Amazonプライムで何気なく観てみたけど、「悪魔祓いもの」って私は意外と好きなジャンルだったんだなぁと今更気付いた。

このジャンルの最大の魅力は取り憑かれた人間の豹変ぶり。
純真無垢な少年少女が卑猥なセリフを吐きまくってたり、奇妙な体勢で動き回る姿に思わず笑ってしまう。

とはいえ何度もコスられたコンテンツなので毎回ストーリーに捻りを加える必要がある。
そういう意味では本作は頑張っていたかなと思う。
子供をエサにエクソシストに取り憑いてヴァチカンに入り込もうとする悪魔っていう設定はなかなか新しいし、R.クロウの生臭坊主っぷりも型破りで面白い。

ただ。何やらバディものとして続きそうな終わり方だったが、続けるのはちと厳しいかなと思う。