しろねこ

ヴァチカンのエクソシストのしろねこのレビュー・感想・評価

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)
3.3
実在した神父の話で今さらエクソシストもの。
ドキュメンタリーみたいなのかな?
でもなんか評価高いな。
見る前はこんな風に思ってました。

悪魔に取り憑かれた少年がどんどん顔つきも変わっていって声も別人。
これぞエクソシスト物の醍醐味。
でももうこんなのは70年代に散々見ましたよね。
でもこの映画の面白いところはそこじゃなくてラッセル・クロウ演じるアモルト神父そのもの。
なんかお茶目でユーモラス。
スクーターに乗って移動する姿はとってもキュート。
でもエクソシストしての実力も人柄も素晴らしい。
超強力な悪魔との戦いに巻き込まれていく若いトマース神父の成長も頼もしく、バディものとしての面白さもあり。
ホラーというよりめっちゃエンタメでした。
見終わった時にちょっとした清々しさすらありました。
面白かった!
これは新しいジャンルかも。
しろねこ

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