このタイトルを見るとあの“ハマ○ウ”という政治家や、この前見た「台風騒動記」という映画に出てくる地元のボスが連想されて、いい印象が持てなかった。でも、実際に見るとそんなことはなかった。かつての横浜があんな掃き溜めのような場所だったとは知らなかった。不良少年を集めて野球チームを作ったり、昔からいい意味で親分肌の人だった。そしてそこでギャンブルに狂った人たちを見たりしたことが、IR計画反対の行動になった。“IR”なんてきれいに言ってるけど、要するに巨大な賭博場。市民の声にきちんと応えての反対運動だった。中央の政党の意向にヘイコラ従う地方政治の長、その日和見態度にあきれた。なんか一本芯の通った政治家を見たように思う。
