原作未読ですが、なんだか少し勿体ない感じがしました。
きっと原作ではそれぞれの背景やなぜ３人が法律家を目指したのか等があり、もっと共感出来たり感情移入出来たりしたのかな。と思ったり、逆に短いからこそ良かったのかな。と思ったり
前半 足を踏み鳴らすシーンや大きな音が突然鳴ったりするシーンは不快だったが、観客の眠気覚ましの為に導入したのなら大成功だと思った。
そんな中でも杉咲花ちゃんのお芝居は説明不要なくらい暗い過去を感じさせる迫力。北村匠海くんの闇をかかえた存在感も良かった。
ただ実力のある方々に囲まれているだけに主人公の永瀬廉さんの存在感は希薄でキャラクターや感情が分かりづらかった。ただ暗い顔で周りのお芝居を呆然と眺めているだけのように見えた。
あとどうしても気になったのが、杉咲花ちゃんや北村匠海くんの高校生は自然で素敵だったのに、永瀬廉さんは前髪パッツンでダサい「弱虫ペダル」仕様にすれば高校生に見えると思っているのか、もう少しスタイリングを工夫してあげて欲しい。
素材が良いのに勿体ない！
カッコいいからあえてダサくしているだけなのか⁈この映画でその必要はあるのか⁈
個人的には前髪長くて鬱陶しいのも好きではないので切って欲しいけれども。
