原作小説読了済みで、コミカライズも2巻まで読めている状態なので、原作ファンという立ち位置で鑑賞。
文庫化前のコミカライズ1巻の時点で映画の宣伝が載っていたので、話題作だから映画化したというわけではないと推測して、映画で面白くなるアイデアが前提に違いないと、鑑賞。
・・・
普通に源作端折って尺に収めただけでした。
あー、あそこもそこも削るんだ・・・という感じで。
原作知らずに鑑賞した人が、どこまでついてこれるか微妙な感じに思ったんだけど…。
余計なシーンを足したり、意味不明な改変に疑問符もわく。
完成されたミステリは、削るのはともかく余計なものを足したら台無しになっちゃうのに・・・。
ミステリ小説は、映像化で滅茶苦茶にされちゃうことが多いけど、そんなに滅茶苦茶じゃなかったのはよかった。
ただ、原作読んでないとわかりにくくて、原作読んでいる人には物足りないという、いかんともしがたい印象が・・・。
あまり名門ではないロースクールを舞台に、法律家の卵たる学生たちが模擬裁判ごっこ「無辜ゲーム」を行っていて・・・。
法律家と法と遊戯。
エンドロールは、割と眺める方なのだが・・・。
証明助手かなにかに「泉谷しげる」の文字が・・・。
仮に同姓同名だとしても、わざわざ名前を平仮名にするのも変な気もする…。
・・・と、思って検索したら、他にも何人か気づいてられる方はいたようだけど、真相はヒットしなかった。
謎。