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バンクシー 抗うものたちのアート革命のTKのレビュー・感想・評価

4.0
ストリートアート、グラフティアートの出立からストーリーは始まる。僕自身としては名前は知らなかったが作品は以前、雑誌や映像を通じて拝見した覚えがあった。ニューヨークから始まり、カリフォルニア、イギリスへと広まっていった文化みたい。誰でもできる、まさにストリートアートだ。ただ、それを嫌がる人々も数多くいる、なにしろただの落書きとも言える代物なのですから。そこに社会性、政治性など庶民の思いをも表している作品も中にはあった。その1人がバンクシーだと理解した。作品の形こそ違うけど日本の忌野清志郎のsong魂を感じた。
同じようなアーチストとしてはバスキア、キースヘリングが紹介されている。最近はお堅い美術業界も少しずつ認め出しているようだ。
人間とはいい気なもので人気が上がれば値段も上がり、今ではとんでもない金額で取引されているようである。シルクスクリーン出会ってもね。
この映画はその辺りのことをバンクシーに関わる人々へのインタビューをもとにその経緯をまとめたというか、紹介したものである
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