流石イギリス、パンク発祥の地。
これこそ、芸術は虐げられた人々の魂の叫びから産まれることの証。
最近はあまり見なくなりましたが、いっとき10年から20年くらい前でしょうか、街や街道沿いなんかでよく見かけました。渋谷で社会問題になったり、夜中に車庫に停まってる電車にペイントされて、ニュースになったりもしてました。規律やシンプルさを好む日本人にはあまりウケは良いものではないでしょうね。
ただ、社会的なメッセージを皮肉やユーモアを交えて表現するという行為は、少しくらいあっても良いのではないかと思います。
ただこういう表現は、ある程度目立つ形でやらないと伝わりにくいので、どこかしらに迷惑をかけてしまうのが、厄介ではあります。そうしたことを許容していく社会的度量の広さも必要なのではないかと思います。
火炎瓶の代わりに花束を投げようとしているデモの男性のペイントは粋で素晴らしいですね。