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バンクシー 抗うものたちのアート革命のぉゅのレビュー・感想・評価

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2023年 鑑賞 23-216-42
BSフジ サタデーナイトにて
エリオ・エスパーニャ監督・脚本による、謎に包まれた覆面アーティスト・バンクシー。その軌跡をたどりながら、ストリート・アートと大衆社会の関係がどのように変わって来たのかを振り返りつつ、バンクシーの知られざる物語に迫るドキュメンタリー作品。

ー 芸術映画祭 第1作 バンクシーとストリートアート編 ー
世界的に有名になったのはオークションで彼の作品「Girl With Balloon」が落札された後のシュレッダー事件だ(今ではこのことも含め芸術だと言われている)

美術館へ強行で絵を飾る「ガスマスクをつけた美女」「ウォーフォール風の缶詰」、スプレーでの壁画アート、サッチャー首相時代の映像、(当たり前だが)ストリートアーティストの摘発に警察が動き出し... バンクシーはより政治色強いイラストを描くようになる、彼の3Dアートが圧倒的で度肝抜かれる、バンクシーとフランスの強い関係、ネズミのグラフィティ、ユーモアとの融合、純潔がモチーフの作品が多い?、子供・自然・動物を大切にするべきという彼の考え、警官のイラストと警官2人がキスを... が印象的、ブレア首相時代の映像と現代アートの衰退期、低価格のバンクシーの作品とアート界への反抗、ジュード・ロウさん!、今よく聞くパレスチナの壁に彼のイラストがある 壁の穴と穴の向こうに楽園が、ブラッド・ピッドさん!、バンクシーとは誰なのか?なんてことはどうでもいい!最初は警察から虐げられる側のストリートアーティストが、世界の色んな場所で政治や世界情勢への風刺や平和や自然や動物を愛した壁画で有名となり、故郷へ帰り、虐げられた側から今度は迎え入れられる側へ... そしてあのハンマーの音と... 芸術は富豪が高額で手に入れるために描くものじゃないんだ!という反抗のメッセージが込めれている!と、偉そうにも若輩者の私が思ったこと そして始めに観た時と作品の最後に観た時では、同じシーンだが、違って観えた!


絵画系に関してはさっぱりわからん!という私。バンクシーはあのシュレッダー事件とネズミのイラストと正体不明路上アーティストということ以外知らないが、本当色々知れて勉強になりました!

「バンクシーが取り入れたのは 路上で描くグラフィティ ステンシルによる技法 そして政治活動家の視点です この3つの特徴を作品に詰め込んだことで 注目を集める芸術テロリストになりました」

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