なすび

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーのなすびのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ミアが彼氏の近くにいたら嫌な女すぎた。
最初手を持ってきた子が「ミアは嫌い」って言った意味がわかった。
親友にマニキュア塗ってもらった手でその恋人と手を繋ごうとするのほんと罪。
ずっとミアのことも彼のことも見捨てないでいるジェイドが聖母。

自殺だったってことは絶対ママの姿をした別の霊じゃん!!気づけよ〜!!ってヤキモキした。でも心神喪失して通常通りの判断できない人間が霊に魅入られて弱っていく様を描くのが本当に上手いと思う。
あとグロに偏りすぎず、ちゃんと怖がらせ要素として良い匙加減でグロ要素出す天才だと思う。
音で脅かさないホラー大好きなので、足舐める霊のシーンが一番ゾッとした。同性のミアに見向きもしないのと真珠のネックレスが霊になってもなお女を忘れてない感じがして気持ち悪さマシマシだった。
心霊偽パパとバトル中に本当のパパが別の部屋にちゃんといるっていう魅せ方もこの物語で唯一狂ってるのがミアだけって強調しててかなり怖かった。

あとライリーが元に戻って本当良かった。
元に戻ったのは序盤刺された兄の言う通り時間経過のおかげであって神経のせいではないと思うけど、実際「霊を見ちゃった」とか「乗り移られちゃった」系の心霊体験って医者から脳や神経の異常ですって言われたら納得しちゃいそう。
最後勘違いだったとしてもライリー母から許してもらった上で死ねたことが唯一の救いかな。

死にかけで手遅れのカンガルーはライリーではなく本当はミアの方だったんだな。
楽にしてもらえたのね〜
なすび

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