だれかさん11

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーのだれかさん11のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

ネタバレしてます。



はっきり言ってしまうと、そこまでホラー的な怖さはなく…。主人公の危うさが1番怖い。

母親を亡くした主人公の、寂しさとか、母親を求める心情とか、たくさん描かれてはいたものの、全然同情できない。
父親へのひどい態度の理由もよく分からないし、父親に背を向けて傷付ける行為は、彼に1番甘えている事だと思う。そんな相手がいるって恵まれてる。
甘える相手欲しさの他人へのすり寄り方も好きじゃない。露骨ではないけど調子のいい事を言って懐に入っていく。あの感じ苦手。

そんな感じでずっと、主人公コノヤロと思いながら見てたので、うん。自業自得だね。としか思えなかった。主人公がそうなる所はちゃんとホラーしてて納得できた。

あの「手」は、登場時とラストのオチの為だけの物で、そこまで見せ場はなかった印象。見た目とか好きだったので勿体無い。キーホルダーとかグッズ欲しいな。

イチオシは弟役の子役さん。
ヒョロっとした風貌から、あの感じになった時のヤバさが良かった。