ドラッグの代わりに降霊でパーティーしてる高校生の末路を描いたホラー。母親を亡くしてから孤独感に苛まれているミアが主人公。その孤独感に悪霊がつけ込むというわけです…
・幽霊は理不尽かつ不可解
・降霊術のルールがはっきりしており、ルールを守れば安全？に遂行できるが絶対にルールを破る人がいる
・人間に悪さをするメリットが霊側にある
こういうお決まりがあるからホラー映画が成り立つのだと思う。ルールを守れば安全な世界線なので、みんなルールは守ろうね…と思いながら観ている人が大半ではなかろうか。
ミアがルールを破ったり余計なことをするのは観ていてイライラするので共感はできないまでも、ミアの孤独さがしっかり伝わってきたのでストーリーに対してなんの不満もない。ましてあのラストは設定からしても綺麗な落とし所で感動した。
何も考えずに流し見したら分からないけど、普通に観ていれば大体の人が鑑賞後の考察合戦できちんとした答えに辿り着くよう計算されていて難易度もちょうどよいと思います。
あんまり人を置いてけぼりにしないホラー映画でした。ヒットしてしかるべき。
ただもう怖すぎて2度と観れません笑
