快作。降霊をドラッグに見立てる表現が面白いし、それでいて意外にも作り方が丁寧なホラーで見ていて楽しかったです。(怖かった)
同じ憑依を行うシーンなのに魅せ方だけでドラッグとしての降霊とホラーとしての降霊を分けてみせる点も良いですね。
やっぱホラーの怖さは面白さに直結しますね。丁寧さと言えば、序盤から散りばめられた伏線の張り方、母親の自殺に関係するドアを引っ掻くという行為を利用していくんですよね
かと言って、本作は説明過多にはなっておらず、その塩梅がちょうどいいです
幕切れの良さも気持ちよい作品でした
