このレビューはネタバレを含みます
2023年映画館締めかな。
今を生きる若者たちの危険な遊びの現代的なカルチャーに謎の呪具を組み合わせた構成は今時でオリジナリティに溢れて魅力的。
目を背けたくなるシーンはあるし、最悪な終わり方ではあるが、思ったより普通。ブッ飛べてサイコーな感じがあまり伝わってこなかった。そんな気持ちいいんか？みたいな。
父親と一緒にいたくない感じも父親が悪人でないとはいえ気が滅入る描写も母を失った悲しみも足りず、トーク・トゥ・ミーに縋ってしまうほどには見えなかった。
グロいの得意なわけではないので、もっとグロくしろと言うわけではないが、なんかもっと…もっとあるかとハードルが上がってしまった。たぶん最初の犠牲者ライリーの描写が凄かったせい。他の悪ふざけしていたティーンたちがどんな目に遭うのか…と違う方向に期待してしまった。
主人公を通して、冒頭のダケットたちの出来事が解明されていく構成は良かった。
映像：======A
脚本：=====B
編集：=====B
俳優：======A
人物：=====B
音楽：=====B
音響：======A
【MVP】ミア
