主人公 ミアの自己中心で考える性格にとてもイラつく映画です︎🫶🏻
不安定で不透明な塊ミア、常に暗い辛気臭い顔をし、ときに快活に笑い出す、この振り幅の大きさ、
脅えてるように見えて無理矢理パーティに参加してくる図々しさもある、
周囲に馴染めないと嘆き落ち込みを見せながら"憑依"の1番手を名乗り出る。
馴染んできた頃にはジェイド(親友)の制止も無視、振り切り周りの知能の低そうな悪童たちと一緒に同調し騒ぎに加担する。
元はと言えばパーティに行きたがったのも、ライリーに50秒だけといい憑依を許したのも50秒をすぎたのに母親に会えた喜びでライリーに気遣えず時間を伸ばしたのもミアであって、ミアは周囲の周りの人間をトラブルに巻き込みながら自分を被害者だと思い込む典型。自分が悪いにも関わらずライリーの面会を拒絶され被害者意識を出し親友の彼氏に独りは嫌だとか言うまともではない。
この監督2人は信用しては行けないヒロイン主人公を作り出すのが最強にうまい。
中盤のトラブルメーカーぶりからラストへの犯罪者になるまでの衝撃展開がどきどき。
