悩んでいたところをホラー通の素敵女子に後押ししてもらい、怖さ半分ワクワク半分の『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』
まずはノリの良さがGOOD！
怖さの塩梅も絶妙だけど、構成や撮り方がスタイリッシュでテンポ感もキレキレ。
あとはやっぱり役者陣の素晴らしさかな。
憑依された感じも、アゲアゲアッパーなノリで悪ふざけしてる姿も超絶似合っていて、現代の若者の“リアル感”をしっかり潜ませてるのがうまい。
加えて、主演女優の芝居も本当に巧み。
憑依状態と通常バージョンの使い分けが見事過ぎて、その表現力の高さにグイグイ惹き込まれた。
一挙手一投足の迫力と臨場感が凄まじいんだ。
ミアの意識が倒錯していく中、一体何が真実でどこまでがフェイクなのか自身でも分からなくなる終盤…からのラストの魅せ方も抜群だったね。
ハッ…と息を呑ませる演出に最後まで意識をそがれることなく、没入して鑑賞できた。
新進気鋭の双子YouTuber監督による“怖面白格好良い映画”
こういった新スタイルのセンス◯系作品は今後も増えると思うし、ボクのようなグロゴア、恐怖感フル煽りコンボが苦手な人でも楽しめるスリラー／ホラー。
この手のジャンルが得意でない方もチャレンジしやすく、作品全体としてのクオリティーも高めなのでオススメできる一作です。
〜ご挨拶〜
1年間ありがとうございました。
レビュー出来ていないものも含めると（追記していく予定）劇場鑑賞数は190本でした。
今年は公私にわたり映画に携わる機会が増え、Filmarks上、リアルにおいても人に恵まれ、実りのある変化の年になりました。
来年以降もマイペースでやっていく所存ですが、引き続き映画について色々お話しできたら幸いです。
今後も素敵な映画や人々に巡り会えることを期待して！
みなさんも、年末年始幸せで健やかな時間をお過ごしください。
