ドラッグとネット拡散でどんどん壊れていく若者がテーマかと思いきや、主人公のパーソナルな心の問題が主軸となっていくのに拍子抜けしつつも、
過ちの清算の為の利他的な行動が、何より自身が再び孤独になるのを恐れているからという利己的なもので、それが結果的に破滅を迎える様が哀しい。
オカルトホラーはそろそろ幻覚を見せるのはアンフェアだし古い手法だと自覚するべき…ですが本作のそれは『エクソシスト』級の意地悪さがありました。
「ジャンプスケアがほとんどない」と聞いてたけど結構あったような…劇場の環境が良すぎたのでしょうか。
『エクソシスト 信じる者』とネタ被り感はありつつもラストが最高!!