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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーのべるのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

今年ホラーでいったらNo. 1じゃないかなw
「憑依体験ホラー」っていうキャッチコピーが秀逸だった。予告を見る感じだと憑依される体験ができるホラーなのかなと思うと思うが、実際に観てみると憑依される側だけでなく、憑依する側の体験もできてしまうという、最高のオチだった。手の模型を握って「トークトゥーミー」と唱えるというアクションがラストの展開に関わってくるのは鳥肌もの!主人公はずっと精神が不安定で、過去のトラウマから解放されたいがために憑依チャレンジにハマっていってしまうというのは現実の危険ドラッグにも当てはまることだと思う。死んで初めてトークトゥーミー(話してみて)と誰かに言ってもらえるラストは皮肉が効いていて最高!w
だけど、主人公は少し苦手なキャラで、途中で可哀想な展開を迎える弟は好きなキャラクターだったので何か嫌だったw
ホラーっていうほどホラーって感じでもないから見やすいと思う。ジャパニーズホラー特有のジャンプスケアが少なくて、大体怖い展開くるって想像できる。
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