ギサク

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミーのギサクのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

Le Monde だっけ?エディット・ピアフさんのあの曲すごい中毒性ありますね

YouTubeでRackaRackaというチャンネルの動画がおすすめされ、まさにそのチャンネルの兄弟がこの映画の監督だと知り、興味を持って観た

母を亡くして病んでいる主人公、元気なってほしいと思いつつちょっとム?何やってんだお前?と思うところが多かった

あの少年、かわいそうでしたね頭痛そう

怪我して動けないカンガルーとミアちゃんを対照してるのが好きでした。①ミアは瀕死のカンガルーもお母さんの死を受け入れられない自分も苦しみから解放することができない②苦しんでるとはいえ助けは求めない

辛いですね力を振り絞って必死に求めてほしかった。ある意味あのカンガルーもお母さんと対照してるんでしょうね。①生き続けても辛いことばかりで助けられたいのに助けを求める力もない②ミアはカンガルーを苦しみから解放することができなく「誰かがやってくれるだろう」(または「勝手に死ぬだろう」)と罪悪感を感じつつ、放っておくが放っとかれたカンガルーはそのまま独りで死ぬ

助けがきたところでどうしようもなく現実を受け入れられないから、裏の世界へ飛び込むミアちゃん。あのラストは現実から逃げ続けた末の死なんじゃないかなと思いました。憑依モノは好きなので….好きでした。

車に何かが当たった時のシーン、カンガルーは想定外だったのでカンガルーが登場した時は爆笑した(かわいそうとも思った)がそれと同時にああそういえばここオーストラリアだったわと思い出したので別に良いかと、勝手ながら鹿かと思ってた
ギサク

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