このレビューはネタバレを含みます
なんか思ってたのとは違った…
降霊させてそれを撮影しながらゲラゲラ周りが笑ってるその笑いの感性が全く分からない…
薬物と同じようにどんなに危険でももう一回だけ!みたいな感じで繰り返してしまう中毒性に犯されてる若者たちの映画って感じ
思ったよりジャンプスケアとかガッツリホラー要素とかグロ要素も無かった
ひたすら現実や自分の心の内を話すこと、死から逃げ続ける主人公がおかしくなっていく感じの映画だった
トーク・トゥ・ミーっていうタイトルが、母親を失い父親とも反りが合わず友達の家に入り浸って孤独を抱えている主人公ミアの心の叫びのように感じられた
カンガルーを楽にすることもできず、ライリーを殺して終わらせることもできず(結果オーライだけど)、結局死ぬ必要性はなかったと思われるミアだけが死んで降霊させられる側に落ちるといなんとも皮肉な終わり方