LOVEすぎる。ガチ当たりホラー映画を3月に引き当ててしまい、今後が心配。
私大好きですこういうの。クリーチャーのキモさ、視聴者が主人公を信用できない感じ、ストーリーのテンポの良さ、グロさ、残酷さとかどれをとっても完璧だし、バランスがよかった。
ストーリーが、まじでいい。私、ホラーに出てくる材料に迫る話はあまり好きじゃないんだけど（呪いのトーテムが本当にあるのかとか、幽霊はいるのかとか。そこを探ることにあまり意味はないから）、このホラーの材料はある前提で、いかにストーリーをおもしろくするかっていう製作者の意気込みが私のホラー哲学とマッチしてる。
クリーチャーもいい感じにキモい。A24からのホラー映画軒並みクリーチャーの気色悪さと日常に潜む不気味さを混ぜてて、「なんか見たことある景色」のなかに「なんかきしょいのがいる」のを作るのがうますぎる。
監督でも脚本家でもないのに、なんとなくあ、A24じゃね！？ってなる。静かな不気味さ。あとその静けさにぶちこんでくる荒々しいきしょさ‼️
もう愛ですこんなの。
トーテムで遊ぶガキの「怖いもの見たさ」
私たちがホラー映画をみる「怖いもの見たさ」
この二重構造が天才。ありがとうA24と監督、ホラー映画。
