noborush

12日の殺人のnoborushのレビュー・感想・評価

12日の殺人(2022年製作の映画)
3.0
12日の殺人 2022年作品
La nuit du 12
6/10
ドミニク・モル監督
バスチャン・ブイヨン ブーリ・ランネール テオ・チョルビ
ヨアン・ディオネ ティヴー・エヴェラー
ポリーン・セリエ ルーラ・コットン・フラピエ
女子大生が何者かに火をつけられて殺される。
被害者は様々な男性との性的繋がりがあり、刑事達は痴情のもつれからと
思う捜査をするが行き詰まってしまう。
冒頭に警察の未解決事件が少なくないことがあげられていて、本件に関して
一度お蔵入りになり、女性の検察官の就任に寄、捜査捜査が始まり、
そこに新しく女性捜査官が加わり、新しい視点を得る。
その女性が男性の犯罪者が多いのに、男性が捜査することが多いのは
いかがなものかと訴える。
つまり本作は捜査の視点で男性視点のバイアスが架かっていることを
訴えたいということのようだ。
主張は的確で、それで再捜査でさくさく事件が解決するかと思いきや、
結局未解決というがっかりだがリアルなオチ。
淡白すぎる。
noborush

noborush