12日の殺人のだれかさん11のネタバレレビュー・内容・結末

この映画は、男性と女性の溝を描いたドラマだった。
女性は事件の糸口を見つける実務的な役ばかりなのに対して、男性キャラは感情面や性格、思考といった人間性を丁寧に描いていて面白かった。

こういう男性対女性の構図って珍しく無いけれど、被害にあう女性全体に対して罪悪感のようなものを持つ男性主人公が新鮮だった。
でも現実にも、こんな風に感じてる人もいるのかもしれない。

事件を解決する系ではないので、推理したりだとかミステリーとかに期待してしまうと物足りないかも。
個人的には、所々ホラー演出みたいな所が笑えたし、色々と楽しめた映画だった。