「悪なき殺人」のドミニク・モル監督、フランス作品。サスペンススリラー。
「悪なき殺人」が大好きすぎるので、期待値上げないように努力しましたが無理でした(−_−;)
前作とはまた毛色が変わった作品でした。ポリーヌ・グエラのノンフィクションが原作。フランスでは事件の20%が未解決だそう。日本はどうなのかしら。
主演の班長(警察官)、ヨアン役のバスティアン・ブイヨン。どこかで見たことあると思っていたら、「悪なき殺人」に出ていました。新しく班長になったばかりのヨアンが、いきなり難事件に関わることになり、悩ましく鬱屈を抱える役をお見事に演じていました。競輪選手のように夜、1人でコースを走り続けるヨアンは不思議な絵でした。相棒、マルソー役のブーリー・アンネールも感情的な演技でとてもいい味を出している役者さん。
クララはいい子だったと親友のナニーは言うが…容疑者はたくさん見つかるが果たして犯人は?
いろいろ考えさせられつつヨアンと共にもやもやするが好きな作品でした。ドミニク・モル監督、次回も楽しみにしています。
ラストシーンはとてもよかった☆彡ただ、相当きつそう(・_・;