2024年28本目です。
地元から少し離れたミニシアターで観てきました。
観る頻度は少なめなフランス映画だけど、ちょっと気になったのは実話ベースというか、事実ベースの話らしい、というところでした…
若い女性の殺人事件を通して、フランスの社会問題を見事に表現した秀作。
田舎では、大した仕事もなく、若者はパワーを持て余している。クズ野郎が次々と出てくる中、両親から見た彼女の姿と捜査で炙り出された彼…
12月の殺人
兵庫県尼崎市の映画館塚口サンサン劇場にて鑑賞 2024年6月1日(土)
パンフレット入手
原題「LA NUIT DU 12」
イントロダクション
フランス警察が捜査する殺人事件は年間…
このレビューはネタバレを含みます
クライムサスペンスかと思いきや、リアルな警察のお仕事ムービー。殺人事件の捜査を担当するのが警察なのか、憲兵隊なのかという地方ならではの緩みから始まり、コピー機が詰まる、同僚の独り言がうるさいなど、細…
>>続きを読む10月12日の夜、友人宅から帰宅途中の21歳のクララが何者かに生きたまま焼かれ殺されるという凄惨な事件が発生する。捜査を開始した警察はクララの関係者を中心に聞き込みを始め、恋愛に奔放だったクララの幾…
>>続きを読むフランスで実際にあった未解決事件を基に作られた作品
ガソリンをかけられ生きたまま焼かれて亡くなった少女
犯人を追う警察
容疑者が何人も挙がるが真犯人は見つからず
聴き込みを繰り返しても手掛かりは…
彼女はなぜ殺されたと思う?女の子だからよ。
物語は開始数秒で結末を告げる
"未解決事件"であると。
異性関係に難ありという被害者の容疑者と浮かび上がるのはアリバイがある男性ばかり。
募るイライラ…
© 2022 - Haut et Court - Versus Production - Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma Photo credit: Fanny de Gouville