旅するローマ教皇のumakoronのレビュー・感想・評価

なんとなく気になっていた作品
ローマ教皇がとてもゆっくりと
お話になるので
イタリア語の勉強には持ってこい

穿った見方をすれば
キリスト教のイメージアップ
キャンペーンであり
旅という響きから想像する軽やかさはない

しかしながら、ローマ教皇が
心から発する言葉や行動は
例え信者でなくとも万人に響き
うっすら涙がでてしまった

異教徒のトップと交わす時間の
なんとも言えない緊張感
その空気から伝わる過去の歴史の重さ

楽しさは全くないながら
見てよかったと思える作品であった