ローマ教皇の旅――2013 年のランペドゥーサ島から始まり、2022 年のコロナ禍のマルタ共和国まで。難民問題、 紛争に苦しむ中東やアフリカ、アメリカでは平和について語り、被爆地である日本では黙とうをささげ、カトリック教 会で起きた性的虐待については謝罪する・・・。「旅とは知的で精神的な修行だ」と語る教皇は、世界各国へ足を運び、 笑顔で手を振るだけでなく、市井の人々と触れ合い、話を聞き、夢見ることの大切さを伝える。垣間見える明るく飾 らない人間性。様々な世界の問題に耳を傾け、語る教皇フランシスコの言葉は、現在の社会情勢を映し出し、私たち の心をゆさぶる――。
社会運動家としても精力的に活動する彼が、自らギリシャのレスボス島を中心に、23カ国を超える40箇所もの難民キャンプを訪れ、インタビューを敢行。貧困・戦争・気候変動など、様々な理由で増加し続…
>>続きを読む『国境の夜想曲』は3年以上の歳月をかけて、イラク、クルディスタン、シリア、レバノンの国境地帯で撮影された。この地域は2001年の9.11米同時多発テロ、2010年のアラブの春に端を発し、直…
>>続きを読む名優アンソニー・ホプキンスとジョナサン・プライスを主演に迎え、カトリック教会における歴史的転換点の裏側を描き出す。フェルナンド・メイレレス監督作。
海面が1m上昇すると国土の80%が水没するといわれるモルディブ共和国。地球温暖化の影響が広がるなか、立ち上がったのは若き新大統領、モハメド・ナシード。大統領の椅子に腰掛ける間もないまま、彼…
>>続きを読む2013年にウクライナで起こった大衆デモ・ユーロマイダンによって、親ロシア派のヤヌコーヴィチ大統領は追放され、親欧米派の政権が樹立された。しかし、ウクライナ東部のドネツク州とル…
>>続きを読む収入の大半を貧しい人々のために寄付し、職務の合間にはトラクターに乗って農業に勤しむ。まん丸な体と優しい瞳。風変わりだけど自然体で大統領という重責を担った、南米ウルグアイの第40代大統領ホセ…
>>続きを読む2012年、ブラジル・リオデジャネイロで開かれた国連会議にて、現代の消費社会を痛烈に批判し、人類にとっての幸せとは何かを問うたウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ。その感動的なスピーチ動画が瞬く…
>>続きを読むイタリア最南端、北アフリカにもっとも近いヨーロッパ領の小さな島、ランペドゥーサ島。12歳の少年サムエレは友だちと手作りのパチンコで遊び、島の人々はどこにでもある日々を生きている。しかし、こ…
>>続きを読む© 2022 21Uno Film srl Stemal Entertainment srl