香港お得意の潜入捜査ものですが、これはむしろ麻薬の恐ろしさを描いた作品でした。
香港の現代劇で薬物中毒自体を描いた作品は観たことがなかったのですが、これは描写に力が入っていましたね。
麻薬製造の過程を詳しく描いていたり、そして何より潜入捜査官の向かいの部屋に住む中毒者のシングルマザー（チャン・チンチュー）の描かれ方が凄かったです。
お目当てルイス・クーの役は同じく中毒者で、逃げた妻を追ってくる夫として登場。こちらもなかなかの熱演なのですが、この人はあんなに健康的なルックスなのに、病人とか中毒者の役が多いのがなんだか不思議だなぁと思いました。
逆に他の香港男優はあまり多くは演じていないような？
ラウ・チンワンは身体の一部を失いがちですが。
まぁまだ知らないだけかもしれません。
