もやし

ドミノのもやしのレビュー・感想・評価

ドミノ(2023年製作の映画)
5.0
ロバート・ロドリゲスさんが監督、脚本にも参加していて、ベン・アフレックが主演という割と豪華な作品。でもこの映画観に行く人って大抵はハズレ覚悟だと思う笑

俺は予告編があまりにも面白かったという理由だけで観に行った。
フィルマの平均スコアも低かったし、マジで賭けですね笑

まあ個人的には夕方観たのに未だ興奮冷めやらぬってレベルで楽しめました。

誰も読みたくないだろうけど一応概略を。(読み飛ばしてください)
娘が誘拐されて未だ行方不明で失意の淵にいる警官のベン・アフレック。
最近銀行強盗が多発しているらしく(金は盗まない謎の強盗)、ある日匿名通報で事前に強盗の計画を察知。
そして監視していると独特な雰囲気を放つ男が目につく。カメラで行動を追ってると何とその男は目の前の人間を片っ端から洗脳し、自在に操ってたった一人で悠々と金庫までのルートを突破してしまったのだ。
ベン・アフレックは事前に中身を確認した際に娘の写真があったので、その男は何か情報を持っていると思い追おうとするが…


とりあえずそいつをどんなに追い詰めようとしても周りの奴全員操れるからどうやっても捕まえられない。そもそも何でベン・アフレック自体を操れないかというと彼の殻が常人より異様に硬いからというわかるようなわからんような理由。
そして当然の如く逆にベン・アフレックが追われる立場に。周りの奴等全員が襲ってくるこの感じは何かに似てるな… ゾンビ映画かな? マトリックスかな?

なんかこの洗脳能力って一定数素質を持ってる人がいるらしく、ある機関にスカウトされ、訓練を受けると使えるようになるらしい。
中でもこの男の能力は突き抜けてるらしく、闇堕ちしたらしい。ヴォルデモートかよ。

だから同族同士でもランクがあり、一種のバトル漫画?X-men?のような興奮がある。
洗脳合戦みたいになってもはや誰も信用できない。


ここまで見るとなんか小さくまとまっててつまんなそーって思うと思うんですけど、後半からの盛り上がりは半端じゃない。
どデカいどんでん返しからの一気に話の規模がデカくなり、最高潮の中でラストを向かえる。最高の94分でした!
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