ささ

ドミノのささのネタバレレビュー・内容・結末

ドミノ(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ウィリアム・フィクナーの雰囲気が良かった。人を操る説得力のある顔、立ち振る舞いをしてる。

銀行強盗までは謎が増えたり、操られ方も面白かった。

警察の刑務所あたりから会話劇が多いと感じた。でも、それはそれで設定の面白さがあると思ってた。

街中のベン・アフレックの覚醒あたりで表現に物足りなさを感じた。

ネタバラシ後の真実が微妙だった。
構造世界といっても制限があるらしくセットを用意して、中で演者が動かないといけないのは逆にめんどくさくないか?
脳内で行えばスマートと思うけど、そうすると「インセプション」の様な他作品のまんまになり過ぎるのか。

作られたセットもバイクで走ったセットの魅せ方はいいなって思ったけど、他はチープさが設定を飛び越えて気になった。

現実世界の方がセットや撮影現場ぽさが強く感じた。

機構の人間が赤ジャケットを着ていて、絶妙にダサかった。
集団感を出したかったかもやけど、その場にいる説得力がない場に赤ジャケットを着て立ってるから気になった。いらなかった。

本物の機構の雰囲気が掴めず、手品師集団くらいの力しか無さそう。

娘を兵器にしない為に娘の力を使って機構の人間を殺すって矛盾してない?
道徳心とセリフで言っていたけど、せめて自分の道は自分で選ばせるくらいで良かったんちゃうかなって思う。

始めの騙してたシナリオで最後までいってたら楽しめたかも。

所々映像のフィルター?が安く感じた。
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