ベン・アフレック主演のサスペンス作品。
刑事のダニー(ベン・アフレック)は最愛の娘を誘拐され、悲しみから立ち直れずにいる。誘拐犯は逮捕されるも、記憶がなく、手がかりも居場所もわからない状況。
そんなある日、相棒のニックスは銀行強盗が実行される匿名の電話を受け、ダニーと共に銀行に向かうが、そこで待ち構えていたのはデルレーンと呼ばれる男だった。
強盗の目的である貸金庫の中身を確認したダニーは、中身が最愛の娘の写真が入っていることを確認する。
デルレーンと娘が何かしらの関連性があるとにらみ、ダニーはデルレーンを捕まえようとするが、仲間の警官を操ったり、ビルから飛び降りても姿を消すなどして捕まえることができずにいた。
ダニーはさらに調査を行い、匿名の通報者を探し当てた。それはダイアナという占い師だった。そんなダイアナにデルレーンの魔の手が伸びようとしていた。
英題はHYPNOTIC(催眠術、催眠)となっており、これはこれで良いタイトルだと思うが、邦題のドミノもこれはこれで良いタイトルだと個人的には思った。
どちらもストーリーに関係しており、どちらもキーとなるワード。
作品としてはキャッチコピーにもある「どんでん返し」「冒頭5秒ですでに騙されている」とあるように、ストーリーに大きく展開が変わるところがある。
この展開で物語の見方が大きく変わり、個人的にはとても楽しめた。そう来るかー!という感じです。
ただ、その展開もよくあるといえばそうなのかもしれない範疇なので、これは観た人によって楽しめる、楽しめなかったが別れるのではないかと思った。
またあくまでもサスペンス要素が強めなので、アクションを期待しているとちょっと違うので注意。
映像体験としては『ドクター・ストレンジ』にも似た表現が使われているが、そこまで多用されておらず、もう少しあっても良いかな、と感じた。
なので、なんかちょっと足りない感やなんでもありやん、なところが多かったので、期待していたよりも少しガッカリしてしまった。