「開始5秒、あなたは騙されている」て予告編は、とても興味をそそられるけど、ある意味、開始から嘘の世界なんやろうな〜て思って見てまうやんw
まあ、そういうネタバレ感は最初からあれど、二転三転というか、主人公が不思議な世界に導かれていくところは先が読みにくくてスリラー感もあったし、何重構造となっているのは面白かった。
ただ、大元の話になると、この世界大丈夫?てなってもうた。
公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ローク(ベン・アフレック)。
そのことでカウンセリングを受けるようになっているが、正気を保つために現場の職務に復帰する。
そんなある時、銀行強盗を予告するタレコミがあり、現場に向かったロークは、そこに現れた男(ウィリアム・フィクトナー)が娘の行方の鍵を握っていると確信するーーー。
催眠術か〜。マインドコントロールもの。
なんか…もうどうしようもなくない?笑。
前半は、虚構の世界やろなって思いながら見てても結構引き込まれた。
彼はなぜ導かれているのか…と、それを考えながら、起きる現象を映像で追っていく。
占いの館にいた男とか、親友の刑事が洗脳されてるのは、なかなかホラーやった!
電車のとこのグワーンな映像も、そりゃインセプションやドクターストレンジよりはアレやけど、良かった!
で、もう策は尽きたのでは?のところで、真実に辿り着くベンアフ。
そこからの現実ネタばらし。
ここがチープで残念だという感想も見かけたけど、私的には、ここのやつは実際使ってるセットなんかな〜な部分が見えたりもして、それはそれで面白かった!
断片的に見えていた映像が繋がり、なぜ記憶を失くしてこういう行動をしていたのかのネタバレ。
なるほどなーと。
ただ、最後は一応家族仲良くハッピーエンドなんだけど、恐ろしいモンスターを産み出したんじゃないか?て思ってしまった。
だって、まだ10代ぽい娘さんが容赦なく人を殺しに導いていくんだよ?
そりゃ自分を利用しようとしてくる敵ではあるけど、あんな躊躇なく、むしろスッキリ!みたいな表情で殺していくのヤバないか?
それに、あのベンアフの笑顔、娘に催眠術かけられてないか?
…て思ってたら、まさかのクリフハンガーのある終わり方。
続編作る気なんやろか。
成長した娘がまたまた追ってくるウィリアム・フィクトナーをやっつける話なのか。
最初はそうやけど、実は娘はモンスター化して抑えきれなくなってベンアフたちがなんとかする話になるのか。
どっちにしても、後味悪そうだな〜。
ただ、90分くらいの時間で、世界観を無駄に広げず、これだけの展開を見せるのはとてもまとまってて良かった!
ベン・アフレック、やっぱハンサムだなぁ。
ただ、ハンサムだけど、顔大きいんだなぁ〜顎に目がいってしまうなぁ〜…て思いながら見てた笑。
ベンアフの伝家の宝刀無表情な演技はそこまでかなw
困り顔の方がよく見た気がするw
めちゃ感情豊かとか、圧倒されるとかはあんまりないんだけど、その役に合わせた存在感を放つんやなぁと。
占い師ダイアナ役にアリシー・ブラガ。
凛とした美人。他の女優さんに似てるなぁと思えるときも。
ウィリアム・フィクトナー、イケオジ!
カッコよくてダンディ!
でも、なんか胡散臭いw
この役に似合うのかなw