インセプション×スキャナーズ的な。
相手をマインドコントロールできる超能力者らしき謎の男を追うサスペンス。
どこまでが現実でどこからが虚構なのかわからない中、超能力者たちが互いの思想の元に衝突する。
新鮮味はないけど、それなりに面白くは見れた。どこかで見た話だなってのは拭えないけれど…
個人的には序盤の展開をもう一度なぞり直す途中の展開が一番楽しかった。目に見えて虚構と現実が入り混じり、しかもそれが「映画を見ること」そのまで侵食してきて頭がクラクラする感覚を最も味わえた。
このパートはもっと長めでも良かったのにな。
そういう訳で全然つまらないことはなく、それ慣れに楽しめた。ただ続編は大丈夫です…