“脳ハッキング”
»愛娘の行方不明に関与していると思われる“絶対に捕まらない男”を追う刑事が、現実と見紛う世界に足を踏み入れていく姿を描くサスペンス。
はい、このタイトルでロバート・ロドリゲス監督なので、あのキーラ・ナイトレイ主演作のハードなバージョンかなと勝手にイメージしちまいましたが…原題は“Hypnotic”で、催眠術系とは驚き。
で、中盤までは相手を゙操ったり構築世界なる言葉が飛び出し、あの『インセプション』っぽさもあり、構えて見始めたらあっさり種明かしをしてくれて…それでもニヤリと見れてのクライマックスながらも、ふーんって感じで見終えてた。
うん、つまらなくはないけど物足りなさも多く、クリストファー・ノーラン監督の脳内系作品をサクサクとギュッと縮めるとこうなるのかって感じでもあり…エンドロール内で現れる映像だと続編も作れそうで、その序章とすれば納得はできるのかも。
なお、キャストでは、ベン・アフレック…『ゴーン・ガール』を思い出させる演技もあり、苦悩顔はハマる。
ウィリアム・フィクナー…久しぶりに活躍していて、思わずニンマリ。
アリシー・ブラガ…いい仕事してます。
