Nちゃん

ドミノのNちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

ドミノ(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

公園で一瞬目を離した隙に娘が行方不明になってしまった刑事ロークは、そのことで強迫観念にかられ、カウンセリングを受けるようになるが、正気を保つために現場の職務に復帰する。
そんなある時、銀行強盗を予告するタレコミがあり、現場に向かったロークは、そこに現れた男が娘の行方の鍵を握っていると確信する。しかし男はいとも簡単に周囲の人びとを操ることができ、ロークは男を捕まえることができない。
打つ手がないロークは、占いや催眠術を熟知し、世界の秘密を知る占い師のダイアナに協力を求める。
ダイアナによれば、ロークの追う男は相手の相手の脳をハッキングしていると言う。彼女の話す“絶対に捕まらない男”の秘密に混乱するロークだったが……。


娘が行方不明になって、それでも正気を保つために刑事を続けている、犯人にはさらなる黒幕がいてそれを追いながら銃撃戦に合ったりカーチェイスしたりする王道のアクション映画だと思っていたら、催眠術にかけられて別世界を操ることができる男が黒幕でした、そして刑事の自分も別世界を操れる系でしたっていう全く想像していなかった系の世界線で、ひとつアクション映画と言ってもいろんなパターンがあるなとしみじみ思いました。

「地球3周先の予測困難な展開」というキャッチコピーに見事に騙されたし、アクション映画で催眠術って誰も想像していないだろうから、してやった感が悔しいけどこれはアクション映画なのかという疑問もある。
しかもタイムループ要素もあるしねw
別世界を操れるので空間は歪むしもはやSFって言ってもいいのでは?
SFって言ったら催眠術っていう最大のオチがもろバレだろうけど。笑

構想に20年の歳月を費やしたって言ってるけど、ベンアフレックが出る映画でもないような気もする。

ジャケットのドミノというロゴがとてもドミノでした。ストーリーとリンクしているのも良かった。
Nちゃん

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