LEE

けんか空手 極真拳のLEEのレビュー・感想・評価

けんか空手 極真拳(1975年製作の映画)
4.2
空手バカ一代の実写化
分かりにくいけど千葉真一の「空手バカ一代」はこのシリーズの三作目に当たるらしい


大山倍達を主人公に、彼の壮絶な人生を描いた本作
僕は彼の事をあんまり知らないけど、流石にフィクションだと信じたいトンデモ展開の数々
でも凄く見ていて面白かったのは、多分実在の人物をベースにやりたい放題する香港のカンフー映画っぽさを本作に感じたからだと思う
ストーリー的を真面目に語ると、結局最終的にどこへ向かいたいのかが分からなかったというのは正直な感想としてある
空手で人を殺してしまったけどそれでも空手をやりたい…そんな空手バカを描きたかったのか、洗武道場との対決を描きたかったのか…そこがぼやっとしてしまっていたので、後半は失速してしまったようには感じた


アクションは見応え抜群!
ワンチャイのようなOPから最高で、見応え抜群のカラテが炸裂する
ちょっと手持ち感が強すぎてせっかくの技が見えにくいのは残念だけど様々な敵との戦いは見ていて面白い
あとポスターにもなっている牛との激闘もちゃんも実際に牛と戦っていてびっくり
ここだけでも見る価値があります


千葉真一の作品の中でもかなりのお気に入りとなった一本
オススメ!!
LEE

LEE