八州雄会

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼の八州雄会のレビュー・感想・評価

4.0
完璧な殺人を繰り返す二重人格者の実業家のMr.ブルックスの苦悩と、彼を追う敏腕女性刑事を描く2007年公開の作品


ネタバレになるかもですが・・・


ケビン・コスナー演じるブルックス氏は、証拠を一切残さないのですが、殺人現場に被害者の血と指で拇印を押すので「サムプリント・キラー」と呼ばれています。しかし、被害者の性癖からカーテンが開いていて犯行時に近所の変態に盗撮されてしまいます。

娘の大学で起きた殺人を模倣していましたが、そのシーンなどが割愛されてしまっていて、ソコ見たかったです。

ブルックス氏の手口が何かとスマートで心地良かったですが、盗撮したスミス(バファート)が貸金庫に預けている切り札のメモリーカードを本人が知らないうちに処分していて、そんな事ができるなら、最初から言いなりになる必要なかったのにと思いました。

終わり方が雑だなぁと思ってネット検索してみたら、続編作る予定で、次はあの娘が主人公の予定だったとか。まあ、幻ですけど。とにかく総合的に面白かったです!