トモエ学園という楽園、小林先生という恩師に出会えていたら僕はうつ病にならずに済んだのだろうかなどと、暗いことを考えたりした。
トットちゃんの行動を納得いくまでやらせる。あえて言葉をかけることはなく見…
映画が始まってからずっと、なぜか涙が止まらなかった。なんてことのないシーンひとつひとつに、トットちゃんの純真さがひたすら貫かれていて、やられた。
「トットちゃんは、トットちゃんなのに、どうしてみんな…
映画の冒頭と終わりが、黒柳徹子さんご自身のナレーションで、
前半は、トットちゃんとトモエ学園での生活のはじまり、
落ち着きのない自由な少女トットちゃんが、他者とのつながりを知っていく。
そして終盤は…
これはとても良かった!!
子供から見た戦争、というのを題材にしているようで、作品内の要素要素はかなり深い。どこか"大人が考える子供"から見た物語、という印象が強かった。
これが、作中における、好奇…
腕相撲をしている時に、イマジナリーラインを超える。その一線を超えた時感情の一線も超えて、初めて感情的になる時、物語も戦争によって新たな一面を見せ始める。
明るい画面の幸福感と、トモエ学園が包み込む優…
お正月に観たのに圧倒されて言語化できないまま寝かせてしまった。
まごうことなき反戦映画。戦争の色が濃くなる街をトットちゃんが疾走するシーンは白眉。
いま、この作品を世に出してくれた作り手たちの思…
大傑作
子どもの目から見ても、日本が確実に良くないものへと変化をしていく様は俺ら大人の目には明らかだが、トットちゃんは気づかない
それがある出来事を経て、自分の世界と世界が繋がることで全てが紐付く
…
教育と戦争と子供。
令和の時代にアジャストした二十四の瞳のように感じた。二十四の瞳で描かれた貧困はちょっとエグすぎて令和民には想像し切れないところもあるが、本作は当時の富裕層の話になっているので徐々…
© 黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会