眠る猫

窓ぎわのトットちゃんの眠る猫のレビュー・感想・評価

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
4.0
原作本を読んだのは40年も前のことなのか…と驚く
原作通りで、時々読み返していたこともあり、内容は大体覚えていた


公開日が12月8日なのは偶然だろうか?
日本軍による真珠湾攻撃、太平洋戦争開戦の日
なぜ今になってアニメ映画化なんだろうと思ったけど、今だからこそというのはあるかもしれない

トットちゃんの生活にも暗い影を落とす戦争
そういう時代にトットちゃんは子供時代を送っている

トモエ学園のように、小林先生のように子供を育てることができたらどんなにかいいだろう
トットちゃんはトモエ学園で小林先生に出会ったことがとても良かったと思う
しかし、トイレのくだりはなかなかあんな対応はできないよなぁ…小林先生はすごい人だ

最初の学校のままだと、黒柳徹子さんという人は我々の知る人ではなかったかもしれない

トットちゃんのお父さんの演奏をN響の篠崎さんが演奏されているようで、全て繋がっているんだなぁとしみじみ思う

エンドロールを見て、作中の空想シーンはどうやらそれぞれ担当監督が違っているようだった
この映画がどういう製作なのかわからないけど、面白い作り方(会社)かもしれないなと思った


トットちゃんがお父さんに買ってもらった蛇腹の絵本でウィンザー城のロングウォークを思い出した
あの絵本欲しいな
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