カワイミオ

窓ぎわのトットちゃんのカワイミオのレビュー・感想・評価

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
5.0
泣いた泣いた泣いた😭😭😭😭

メッセージ性の予想を遥かに超えて、大号泣しました。。。

予告は何回も観ていてある程度予想していたにも関わらず、その予想をもっと深く掘られた感覚で、とにかく素晴らしい映画になっていました。


どの学校にも馴染めなかった幼少期の黒柳徹子さんが育った【トモエ学園】での生活をメインに、そこで出会う色んな個性(特徴)を持った子供達との成長と、その学園を支える素晴らしすぎる校長先生と先生、その子供たちを見守る親の心境と、華やかだった時代から戦争が始まっていく時代と共に変わっていく生活や人々の変化....

それが全て、柔らかな絵柄から、豊かな声優さんたちによって、とてもよく表現されていて、シーンごとに心が揺さぶられ涙が出る出る出る...

いかに戦争が愚かなのか。
それを子供と親と先生たちの視点から感じられる作品です。

そして、実在した【トモエ学園】の素晴らしさ。
こんな学校で溢れる国になったらいいなと思う、手本のような学園でした。
多様性、多様性と言われる昨今ですが、多様性とはなんなのか、この作品を観れば感じられるはず。

大人から子供まで、幅広い年代にぜひ観て頂きたいな。

子供の頃の想像力は、とんでもなく豊なことを思い出させてくれる映画だったし、たまにディズニーに行きたくなるのは、夢や希望やイマジネーション(想像力)を思い出させてくれる、いわゆる子供帰りさせてくれる場所だからなのかなと思いました。子供の頃の頭の中は、とても豊でワクワクして心地のいい空間だから、大人になってもその場所に行きたくなるし、行くと心地がいいのはそのせいなのかなと。

しかし、声優さんたちが素晴らしかった。
小栗旬とか、杏とか、滝沢カレンとか、もはやエンドロールに名前が出るまで気づかなかったし、声優としても素晴らしい活躍してるなと。
あと、とっとちゃんの声を演じた大野りりあなさん、本当に、素晴らしかった。

あいみょんの歌も、最後のエンドロールで流れ始めて、また泣いちゃうんだよな、すごいぜ。

監督・脚本の八鍬 新之介さん、上手だなぁ...劇場版のドラえもん手がけてるの分かるなぁ。