窓ぎわのトットちゃんのくろぴーのレビュー・感想・評価

原作未読。
黒柳徹子の自伝ということで、どういう子どもだったのかは知っていた(聞いたことがある)が、詳しくは触れたことがなかったので、触れることができてよかった。

睦まじい日常の中で、刻々と迫り来る戦争。それが新たな日常に取って代わる。リアルな様子と時代の変遷は勉強になるし、心に印象に残る。
ちょっと騒がしいトットちゃんは人々に愛されて育った。どこまで本当かはともかく、その描写は見てて微笑ましくなる。

動が少ないので苦手な人は苦手かもしれないが、良作でした。