黒柳徹子さんの幼少期を描いた作品。
可愛くて、切ない映画でした。
今だと明らかに発達障害系の診断がおりそうな彼女。それを受け入れてくれる学校ですくすく育つ。
でも戦時中なので、ご飯が少なかったりと切なさがちらつく。学校の最後も切ない。
特別大きなギミックがあるわけではなく、丁寧に描かれるアニメーションが心地いい。
黒柳徹子ことトットちゃんの無邪気さが全面に出ていて、ずっと観ていられる。ひよこの件りや、うんこの中から財布を探す件りなど、ずっと微笑ましい。でもだからこそ、切ない。
戦争は繰り返しちゃいけない。再認識。
【蛇足】
バルト9で鑑賞したのですが、途中映画が止まるというアクシデントが。逆に特別な映画体験になった。映画招待券を配るなどの対応があり、暖かさも感じた。