窓ぎわのトットちゃんのRiRiのネタバレレビュー・内容・結末

正直ノーマークでしたが、今年ベスト級の傑作だと思いました。
あの独特のタッチの絵柄でなければできない表現で、時折入るトットちゃんの空想シーンがすごく染み入ります。
特にプールのシーンからの空想は、体から解き放たれたトットちゃんと泰明ちゃんがまるで魚のように自由に泳ぎまわっているようで、非常に感動しました。
アニメーションとしての出来栄えも非常にレベルが高く、特に3つの空想シーンはかなりアートよりかなと思いますが、作風の説得力が強くて、すんなりと受け入れることができました。
さりげなく描写されたことも意味を持っており、全体を通して無駄がない作品かなという印象です。
素晴らしい出来に感動してしまい、買う予定のなかったパンフレットも買いました。こちらの内容もとても充実しており、良いパンフレットでした。