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窓ぎわのトットちゃんのこのネタバレレビュー・内容・結末

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

幼少期に読んでいた本だけどほとんど忘れてたみたいで、映画観ながら少しずつ思い出した
子供ながらに山のもの海のものの話と新しい車両を学校に泊まって待つ話はとても印象に残っている。多分ワクワクしたんだろうな

予告では絵柄が少し気になったけれど、観たら全く気にならず、また子供視点のファンタジーなシーンも子供たちの感受性を図示するようで素敵な表現だと思った。
(気になっていたのは多分、トットちゃんといえばいわさきちひろっていう先入観があったから)

映画は本当にとてもよくできていて、校長の愛と包容力でのびのび育つ個性豊かな子供たちと、日常が徐々に戦争に侵食されていく生々しさが非常に丁寧に描かれていた。
やすあきちゃんがプールに入ったところと木に登ったところ、世界が広がるってこういうことなんだなっていうのを目の当たりにしてとんでもなく泣けてしまった
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