キラ

窓ぎわのトットちゃんのキラのレビュー・感想・評価

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
3.9
泣いた

ドラマ「トットチャンネル」を見てたから泰明ちゃんの結末は知ってたけどそれでもショックですね。
大事な友人が亡くなって外に走り出したら子供達は兵隊ごっこをしてるし大人たちは戦争賛美で旗を振ってる。ひとり逝ってしまっただけでもこんな悲しいのに、なぜ大量殺戮を産む戦争に皆乗ってしまうのか…そのメッセージが強く感じられ。
トットちゃんが最後に走り着いた校庭の大きな水たまりが、空を写していてまるで天国のようだった。天国なんて信じちゃいないけど、残されたものは、死者が天国にいってるとでも思わないと辛くてやってけないよな。

あとエンドロールでイヌカレーをみんな探してたのがわかってよかった。自分だけじゃなかった。
 
余談だが
自由ヶ丘という駅名、トモエ学園の前身の自由ヶ丘学園が由来なんだね

個人的にはADHDの子供に電車の車両の教室なんて気が散ってしゃあないやん!悪手!と思ったが(実際の現場では極力シンプルな教室にして集中力の低下を防ぐ)別に散ってもいいとおもってんだな、ここの方針は
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