トットちゃんが羨ましくて仕方なかった。
トモエ学園は先生や生徒をはじめ、誰一人として悪い人はいない。勿論言い争いとかはあったりするだろうが、誰かを見下したり傷つけるのを楽しんだりしている人はいなかったんだろうなぁ。
トットちゃんはここで楽しい思い出を作って、みんなの知っている後の黒柳徹子になっていったのだろう。
泰明ちゃんもトットちゃんと出会えたから一歩を踏み出せたし、かけがえのない日々を一生懸命生きれたのだと思う。
だからこそ、トットちゃんが死について泣きながら走っている中、「お国のために死ぬ」みたいな学徒出陣のパレードの対比が辛かった。
子供の置かれた環境ってとっても大切だし、そこでどんな体験ができたのかが後々大切になってくるんだろうなって思った。
素晴らしい映画だと思います。この映画のこと、絶対忘れません。