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窓ぎわのトットちゃんのSSのレビュー・感想・評価

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)
3.0
前評判が良すぎた分、期待しすぎちゃったかなあ
原作未読勢だから映画のみの話だけど、全体的に「ふぅん、そっかあ。」っていう感じというか。想定内のストーリーというか。
何の前情報もなく観てれば、いい話だったなって好印象になったのかもしれないけど。
「そんなことが?!」と思えるストーリーとか、「ぐぬぬ、深いな…」と思わされるメッセージを期待しちゃったな。
抑が黒柳さんの自伝だから、メッセージとか期待するのが間違ってたんだろうな

でも、画はとても良かった。
子供達の想像の中の時はデフォと別タッチの画になって、その変化も楽しかったし、デフォも含めて色合いがすごく綺麗。
もうそんな記憶残ってないけど、もしかすると幼い頃は、本当にこういう風に、非日常が鮮やかに目の前を通ってたかもしれないな、って思わされた。

昭和の街並みも丁寧に描かれてて、特に冒頭のトモエ学園に行く道すがらの商店街とか、画面静止してしばらく眺めたいくらい。本当ノスタルジックで素敵だった。
昭和の街並み大好き人間としては、あの映画の中に入り込みたかった。
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